まもなくライプツィヒ・バッハ音楽祭が開催される。毎年6月中旬、今年は6月14ー23日、テーマは「Bach-宮廷作曲家」である。
ライプツィヒ・バッハ資料館は世界のバッハ研究の中心であるが、同時にライプツィヒ・バッハ音楽祭や国際バッハ・コンクールを主催するバッハ演奏の中心でもある。音楽祭は市内9か所の教会、マルクト広場、ゲヴァントハウスホール、メンデルスゾーンハウス、シューマンハウス、オペラ劇場、博物館、裁判所、旧市庁舎などで、10日間にわたって150のコンサートが開催される。 オープニングコンサートとフィナーレコンサートは必ず聖トーマス教会で行われる。バッハがカントルとして半生を過ごした聖トーマス教会にはバッハの墓があり、バッハファンの捧げる花束の絶えることはない。フィナーレには毎年決まってロ短調ミサ曲が演奏されることになっており、チケットは早々に売り切れる。
ミヒャエル・マウル博士は2018年にバッハ音楽祭の総監督に就任した。知られざるアリア「すべては神とともにあり」BWV 1127 の発見者としても有名なバッハ研究者である。ライプツィヒ生まれ。

やわらかなバッハ会(Soft Bach Society ) はこの度、マウル博士を招待して、山口県旧県会議事堂においてレクチャーコンサートを開催する。アンナ・アマリーア図書館の火災を逃れて眠っていたバッハの自筆譜を発見しバッハ作品目録に新たな1曲を加えた驚くべき物語についての講演(ドイツ語通訳付き)と同曲の演奏を行う。マウル博士は第一ヴァイオリンを担当する。

第6回