平積み
書店1
書店書店2




お陰さまで拙著が多くの大型書店に並びました。
お世話になりました多くの方々、ありがとうございました。
また、多くの方から拙著の書評や感想を送っていただき、暖かい励ましのお言葉に勇気付けられました。
皆様に心より感謝申し上げます。

拙著が平積みしてある光景が嬉しくて写真を撮ってしまいました。
掲載写真は紀伊国屋新宿本店、丸善日本橋店、ジュンク堂新宿店、ヤマハ銀座店です。

バッハのWTC (=通称平均律クラヴィーア曲集) の中には、24の調が網羅されていますが、バッハはハ長調からロ短調まで半音づつ上昇していく順序で、24の調を一気に作曲したのではありません。
長い期間を要してバッハ自身が改訂の手を加えて発展させたものです。

改訂に改訂を重ねるバッハは移調も試みました。それは現存する手稿譜によってわかります。
例えばシャープ7つの嬰ハ長調はハ長調で作曲した後に、半音上げて嬰ハ長調に移調されました。
(ベーレンライター原典版、平均律クラヴィーア曲集供P.352 参照)

またWTCの世界的権威である富田庸によると、バッハがロンドン自筆譜を作成中に同時に移調を試みたと考えられる修正箇所が、少なくない調で見られるということです。

WTC に対する中途半端な音楽教育は、習っていないことを否定するしかないという結果を招きます。本書は従来の間違った音楽常識に光をあて、WTCの真髄、バッハの音楽の実相に迫る内容です。

特に第3章「読譜の練習ー昨今ピアノ教育事情」は、絶対音感がプロの音楽家のパスポートだと誤解している方々におすすめの内容です。